春らんまん「チューリップ祭」 100万本の風景“大満足” ハウステンボスで4月9日まで

チューリップ畑の白いブランコを楽しむ来園者=佐世保市、ハウステンボス

 長崎県佐世保市のハウステンボス(HTB)で「100万本のチューリップ祭」が始まり、ヨーロッパの街並みの園内に一足早く“春らんまん”の風景が広がっている。4月9日まで。
 風車が並ぶ「フラワーロード」では赤や黄、白、ピンク、紫のチューリップが咲き誇り、来園者は写真撮影を楽しみながら遊歩道を散策。白いブランコのコーナーも人気を集めている。
 ほかにも夜のイルミネーションが幻想的な「光のチューリップガーデン」、王冠のオブジェを花々が彩る「花の広場」などのスポットがある。
 HTBでは春のシーズンイベントとして「フラワーフェスティバル~花と光のイースター~」を開催中(4月28日まで)。卵、ウサギをシンボルにした「イースタータウン」が登場するなど、季節限定の演出や催しを展開している。
 神戸市から訪れた大学生の野村優衣さん(21)、井上春音さん(20)は「春が来た、という感じで大満足。想像以上。写真や動画をインスタグラムに上げて、コロナで会えなかった親戚や友だちに元気な姿を見せたい」と話した。


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