余野小など4団体1個人表彰 JA真庭統括本部、二宮金次郎賞

岡田常務理事から表彰状を受け取る余野小の子どもたち

 JA晴れの国岡山真庭統括本部は、農業を学び手伝った児童らに贈る2022年度「令和の二宮金次郎賞」に、地元の伝統行事「霜月祭(しもつきまつり)」で使うもち米の田植えなどに取り組んだ余野小(同市余野下、児童数15人)など4団体1個人を選んだ。

 霜月祭は毎年12月に大津神社(同所)へ餅を奉納し、餅投げで住民に振る舞うのが習わし。同祭実行委の呼びかけに応じた児童は、もち米の田植えや稲刈りをはじめ、しめ縄やお飾り作りにも協力した。

 6日に岡田茂樹常務理事が同小を訪れ、表彰状などを贈呈。受け取った6年仁後汰一君(12)、笹井寛大君(11)は「これからもしっかり手伝いたい」と語った。

 この他、河内小(同市中河内)の全校児童57人、落合小(同市落合垂水)の2年生26人、放課後児童クラブかしっこ(同市樫西、27人)、勝山小(同市本郷)2年池田史紀君(8)が選ばれた。

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