前週米ツアー3位の古江彩佳が勝みなみ、原英莉花と同組 勝はホステスVに挑戦

スポット参戦する古江彩佳(写真はHSBC女子世界選手権から)(撮影/村上航)

◇国内女子◇明治安田生命レディス ヨコハマタイヤ 事前情報◇土佐CC(高知)◇6228yd(パー72)

国内女子ツアーの新シーズン第2戦が9日(木)に開幕する。2008年に始まった大会は今年から4日間72ホール競技(賞金総額1億円)にグレードアップ。舞台は変わらず、太平洋を望む丘陵地に造られたシーサイドコースで行われる。

前年はサイ・ペイイン(台湾)が最終日4打差5位から逆転でツアー初優勝。同じく初タイトルがかかっていた植竹希望らを退け、大会レコードの通算13アンダーで頂点に立った。

前週シンガポールで開催された米女子ツアー「HSBC女子世界選手権」で3位に入ったばかりの古江彩佳が帰国してスポット参戦する。勝みなみ、西村優菜は新たな主戦場となる米国へ向かう前に沖縄からの連戦で、特に勝は明治安田生命と所属契約を結ぶだけにホステスプロとして臨む大事な一戦になる。

7日に予選ラウンドの組み合わせが発表され、勝は古江、原英莉花と同組に入った。

16年のイ・ボミ、18年のアン・ソンジュ(ともに韓国)、19年の鈴木愛、21年の稲見萌寧と過去6大会の優勝者のうち4人がそのまま賞金女王に上り詰めた。悲願の女王へ開幕戦Vと好発進を決めた申ジエ(韓国)は、08年の第1回大会を制した好相性の地でもある。

<主な出場予定選手>
サイ・ペイイン、青木瀬令奈、稲見萌寧、岩井明愛、岩井千怜、植竹希望、上田桃子、尾関彩美悠、勝みなみ、金田久美子、川崎春花、菊地絵理香、小祝さくら、申ジエ、鈴木愛、西村優菜、原英莉花、藤田さいき、古江彩佳、堀琴音、山下美夢有、吉田優利、渡邉彩香

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