岡山大とファジアーノが連携協定 人工芝整備や指導者派遣で協力

協定書を交わす槇野学長(左)と北川社長

 岡山大(岡山市北区津島中)と、サッカーJ2ファジアーノ岡山を運営するファジアーノ岡山スポーツクラブ(同市東区升田)は7日、スポーツを通じた地域振興を目指す包括連携協定を結んだ。

 計画では、共同出資して同大津島キャンパスのサッカー場や陸上競技場に人工芝を整備。同クラブが同大付属中サッカー部などに指導者を派遣するほか、女子サッカーのクラブチーム新設も目指す。

 同大で調印式があり、槇野博史学長と北川真也社長が協定書に署名。槇野学長は「若者が夢を持ってスポーツに取り組めるよう連携していく」、北川社長は「互いの強みをかけ合わせて地域課題を解決したい」と述べた。

 同クラブは、岡山大病院(同市北区鹿田町)と公式戦への医療スタッフ派遣などに関する連携協定も2011年に結んでいる。

© 株式会社山陽新聞社