WBC開幕!野球とサッカー、2つの「日本代表ユニフォーム」を比べてみた

野球世界一を決める大会「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の1次ラウンドが8日に開幕。日本は中国、韓国、オーストラリア、チェコの4チームと東京ドームでと対戦する。

侍ジャパンの愛称を持つ野球日本代表にもサッカーと同じように、選ばれし者だけが袖を通すことのできる代表ユニフォームが存在する。

そこで、WBC今大会で日本が着用するユニフォームを、サッカー日本代表ユニと比較する形でご紹介してみたい。

野球日本代表 WBC2023 Mizuno(ミズノ) ホーム

今大会で侍ジャパンが着用するホームユニフォーム。2022年に発表した通常モデルをWBC用に一部アレンジしたものだ。サッカーとは異なり白が基調色で、赤と青で構成する螺旋状の最強遺伝子“MUSO(無双)STRIPE”を落とし込む。胸のJAPANがかっこいい。

ちなみに代表ユニフォームのサプライヤーは、2017年から21年までのAsics(アシックス)時代を除き、1984年からミズノが担当。

サッカー日本代表 2022 adidas(アディダス) ホーム

こちらは“SAMURAI BLUE”日本代表のホームユニフォーム。昨年開催されたカタールW杯で着用し、世界各国からそのデザインが称賛された一着だ。

野球ユニとの大きな違いはエンブレムの存在。実は侍ジャパンにも決まったロゴマークが存在するが、WBCユニはロゴの代わりに日の丸を付けている。

野球日本代表 WBC2023 Mizuno(ミズノ) ビジター

サッカーでいうところのアウェイにあたるビジターユニフォーム。こちらはダークネイビーを基調としたデザインで、サッカーとはホーム・アウェイの色が逆転する感じとなる。ホームと同様に2022モデルをWBC用にアレンジ。

サッカーユニファン視点では、何となく20年前に見たような脇部分の赤い“鋭角切り返し”に少し親近感を覚えるが、野球ユニファンにはこの切り返しが不評のようだ。

サッカー日本代表 2022 adidas(アディダス) アウェイ

2022カタールW杯に向けて投入されるも出番の無かったアウェイユニフォーム。どちらも赤を差し色に使う点で共通する。

なお、野球ユニの赤には“ファンたちとの赤い絆を投影し、日本そのものを示す”という意味を込めているそう。

“赤い絆”といえば、サッカー日本代表2012モデルのデザイン「結束の一本線」を思い出す。この時の基調色は野球ビジターユニと同じダークネイビーだった。色の組み合わせにも親近感を覚えるぞ!

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こちらが2022年に発表された侍ジャパンの通常ユニフォーム。WBC用とは異なり右袖にチームロゴを、そして左胸に日の丸を付けている。

WBCユニフォームなど侍ジャパンの関連商品は、WBC2023公式やミズノのオンラインショップで販売中。

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