中央が国家安全のリスク管理求める

李家超・行政長官は全国人民代表大会(全人代)の開幕式に出席した後、3月6日に香港に戻った。7日付香港各紙によると、李長官は5日の開幕式について、習近平・国家主席が会場を離れる前にわざわざ李長官に声をかけたと述べ、習主席の関心と激励が表れていると指摘。また李長官は、中央港澳工作領導小組常務副組長である国務院香港マカオ弁公室の夏宝竜・主任と面会して香港の状況を報告。夏主任は依然として国家の安全にリスクが存在し、破壊勢力が社会に潜伏しているとして、特区政府に憂患意識を持って国家の安全の問題でリスク管理を万全にし、社会の安寧を破壊する問題に対処するよう求めたことを明らかにした。このほか李長官は、香港婦女労工協会が婦女デーのデモ行進と集会を中止したことは誰かの圧力によるものかとの問いに「いかなる公衆活動も法を順守せねばならず、国家の安全、公共秩序、公共の安全を破壊してはならない」と答えた。

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