全国政協第１４期第１回会議が３月４日午後３時に北京で開幕した。同日の香港メディアによると、開幕式では全国政協委員が政協全国委員会常務委員会活動報告と政協全国委員会常務委員会の活動状況提案に関する報告を確認。間もなく退任する全国政協の汪洋・主席が政協常務委員会を代表して最後の活動報告を行った。活動報告では７つの方面から過去５年間の政協の活動を振り返った。香港マカオに触れた部分では「愛国愛港愛澳は力を強化し、粤港澳大湾区の建設・推進などをめぐり実務的な提言を行った。香港地区委員が香港版国家安全法の制定・実施を推進し、香港特区の選挙制度改善への支持などで引き続き発言し、能動的に行動することを奨励する」と述べた。このほか政協は闘争精神を発揮し、欧米の台湾、香港、新疆ウイグル自治区に関する法案やペロシ議長の台湾訪問などに対して声明を発表し、国家の主権、安全、発展の利益を断固守ると表明した。
