広島市でアパート火災 9人搬送うち1人死亡 きのうから火事相次ぐ 尾道・安芸高田でも【動画ニュース】

10日朝早く、広島市のアパートで火事があり、男女9人が病院に運ばれ、そのうち1人が死亡しました。県内では、9日、尾道市と安芸高田市でも火事が相次ぎました。

火事があったのは、広島市南区上東雲町の4階建てアパートです。警察と消防によりますと、午前5時前、付近の住民から「3階から煙が出ている」と通報がありました。

消防車17台が出動し、火はおよそ1時間半後に消し止められましたが、アパートの住民とみられる男女9人が病院に運ばれました。このうち、1階に住む 猪原芳朗 さんが死亡し、3人が重傷の見込みだということです。

また、9日午後6時半ごろ、安芸高田市でも住宅が全焼する火事があり、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。死亡したのは、この家に1人で住む94歳の 蔵田悦子 さんと確認されました。

さらに9日夕方、尾道市東久保町で平屋建ての住宅が全焼する火事があり、10日朝、焼け跡から1人の遺体が見つかったということです。

この家に1人で住む60代の男性と連絡がとれていないということで、警察と消防で確認を急ぐとともに火事の原因を調べています。

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