リヴァプールの来季(2023-24シーズン)アウェイユニフォームがリークされ、キットデザインへの採用が噂されている4分割デザイン。
数は決して多くないものの、サッカーのユニフォームではこれまでに度々使われていたデザインである。
ここでは、その4分割スタイルのユニフォームを厳選してご紹介したい。
サバデル
サバデル 2020-21 hummel ホーム
サッカー界の4分割ユニフォームといえば、ややマイナーな存在だがスペインのサバデルを忘れてはならない。クラブカラーが青と白のこのチームは1903年に創設。当初は異なるキットカラーだったが、1910年代には既に今と同じ青白4分割を使い始めている。
セビージャ
セビージャ 2009-10 Joma アウェイ
デザインに決まったパターンを持たないセビージャには、わりと個性的なユニフォームが多い。このシーズンは異色の4分割を採用したが、基本的に赤や白の対戦相手に使うことが出来ず、結果的に出番の少ないキットとなってしまった。
ブリストル・ローヴァーズ
ブリストル・ローヴァーズ 2020-21 Macron ホーム
イングランドのブリストル・ローヴァーズもサッカー界を代表する4分割ユニフォームの一つ。1930年代に初めて採用し、以降多くのシーズンでこのスタイルを使い続けている。海賊の姿を描いたエンブレムも独特だ。
シエナ
シエナ 2004-05 Lotto ホーム
イタリアのシエナも時々思い出したかのように4分割デザインを使うチーム。最近では21-22シーズンでこのスタイルを採用している。セリエAの常連だった2000年代のキットは、そのスタイリッシュなデザインがマニアの間で好評の“隠れ人気銘柄”だった。
レンジャーズ
レンジャーズ 1995-96 adidas アウェイ
ストライプ、斜め2分割、たすき掛けなど、様々なスタイルを使い分けるレンジャーズ。95-96シーズンのアウェイでクラブ史上初めて赤白の4分割を採用した。ちなみにレンジャーズがこのスタイルを使ったのは、95-96と16-17の2シーズンのみである。
横浜FC
横浜FC 2023 Puma ホーム
パッと見た感じでは分かり難いかもしれないが、横浜FCも今季のユニフォームにこのスタイルを採用。濃淡青の縦横ストライプでスタイリッシュに4分割を構成する。海外のユニフォームサイトでも好評のデザインだ。
北アイルランド
北アイルランド代表 2022 adidas ホーム
代表チームのユニフォームではそれほど多くない4分割デザインだが、2022年はイタリアと北アイルランドがそれぞれ採用。女子代表チームの話となるが、昨年この2チームによる世にも珍しい「4分割ユニ同士」の対戦が実現している。
オランダ
オランダ代表 2013 Nike アウェイ
もしかしたら完全な4分割柄とは言えないのかもしれないが、オランダはEURO2012モデルのホームと2013アウェイでこのスタイルを採用。歴代でも異色のデザインだが、境界線を完全な「田の字」ではなく斜めに切るあたりがオシャレである。
シェフィールドFC
シェフィールドFC 2021-22 COPA ホーム
1857年に誕生し、FIFA(国際サッカー連盟)からも世界最古のクラブチームに認定されているシェフィールドFC。この地0無もエンブレムと同じ4分割を度々採用する。
リヴァプール
リヴァプール 1995-96 adidas アウェイ
23-24シーズンのアウェイキットが4分割デザインと噂されるリヴァプール。95-96アウェイでは初期のデザインをイメージしたこのスタイルを採用していた。薄っすらと走らせる透かしストライプがオシャレなデザインだ。
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17-18シーズンのアウェイでこの緑白4分割が久しぶりに復活。噂通り23-24モデルにも採用となれば、それ以来の登場となる。
今ではレアな懐かしのユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。縦・横・斜めなど、色んなデザインを見ているだけでも楽しいはず!