ユヴェントスがサンプドリアとのシーソーゲーム制す!ラビオが勝利呼び込むドッピエッタ

ユヴェントスがシーソーゲームを制す @Getty Images

12日にセリエA第26節が行われ、ユヴェントスがホームでサンプドリアとの一戦に臨んだ。

選手移籍に関する不正会計操作により、今シーズンの勝ち点から15ポイントを剥奪されたユーベ。欧州大会の出場権獲得を目標に据える“老貴婦人”は、11分に早速ゲームを動かす。左サイドからのCKを獲得しフィリップ・コスティッチがクロスを送ると、グレイソン・ブレーメルがヘディングシュートを放ち幸先よく先制に成功。26分にはファビオ・ミレッティが右サイドからクロスを上げ、アドリアン・ラビオが頭で合わせてリードを広げる。

楽勝ムード漂うユーベだったものの、降格圏に沈むサンプドリアの猛反撃に遭う。31分にルーズボールに反応したトマーゾ・アウジェッロに右足で押し込まれると、1分後にはアレッサンドロ・ザノーリの推進力のある突破に翻弄され、最後はフィリップ・ジュリチッチにゴールを献上。瞬く間に追いつかれ、2-2の同点で試合を折り返す。

まさかのアップセットも脳裏によぎる中、昨夏に残留を決意して以降ほぼ全てにゲームを出場するラビオが光明を見出す。64分、後方にパスを渡しニコロ・ファジョーリから再びボールを受けると、ペナルティエリア内から左足を一閃。ゴール左に突き刺し、ドッピエッタ(1試合2得点)を成し遂げる。点差を得たユーベは69分にドゥシャン・ブラホビッチがPKを失敗するものの、後半アディショナルタイムに途中出場のマティアス・ソウレがダメ押し弾をゲット。19歳の記念すべきリーグ初ゴールが生まれ、最終スコア4-2でユーベがサンプドリアとのシーソーゲームを制した。

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