大谷翔平特大3ランに「すばらしい」「優勝できると信じてる」WBC“侍ジャパン”快進撃に静岡県内も熱狂

侍ジャパンが快進撃を続けるWBC=ワールド・ベースボール・クラシック。試合前に準々決勝進出を決めていた日本は3月12日、オーストラリアと対戦。静岡県内でも多くのファンが熱狂、声援を送りました。

【写真を見る】大谷翔平特大3ランに「すばらしい」「優勝できると信じてる」WBC“侍ジャパン”快進撃に静岡県内も熱狂

バーに集まった野球ファン

<植田麻瑚記者>

「静岡駅前のバーに来ています。日曜日の夜ですが侍ジャパンの4連勝を見届けようと、多くの野球ファンが駆け付けています」

1次ラウンド3連勝中と勢いに乗る日本は3月12日、オーストラリアと対戦。静岡市駿河区のバーでは、画面越しに選手たちに声援を送るファンの姿がありました。その期待にさっそく応えたのが第1打席、自らの看板に直撃する推定140mの特大3ランホームランを放った大谷翔平(エンジェルス)!1回表に3点を先制します。

<ファン>

「すごかったです。大谷翔平さすがです」

2回のチャンスには、ヌートバー(カージナルス)と近藤健介(ソフトバンク)の1、2番コンビが連続タイムリー。侍ジャパンは5対0と一気にリードを広げます。4回表、再び大谷に期待がかかりますが、押し出しフォアボールで6点目。序盤に大量援護を受け、先発・山本由伸(オリックス)も快投し、WBC初マウンドで堂々のピッチングを見せました。

5回表。9番中村悠平(ヤクルト)のタイムリーで追加点を挙げるとファンも余裕の表情。その後、4番村上宗隆(ヤクルト)のヒットに安堵する人もいました。

<ファン>

「安心しました。ようやく。ほっとしました。『村神様!』」

9回を任された最年少の髙橋宏斗(中日)がソロホームランを浴びましたが、2試合で20得点のオーストラリア打線を投手陣がわずか1点に抑え、7対1の快勝。リーグ1位通過で準々決勝進出を決めました。WBCを起爆剤に、飲食店の経営者は店が活気に溢れることを期待しています。

<ASAHI 鈴木航代表>

「思っていた以上に来店されて非常に助かっています。やっと戻って来たなという感じがしますね」

<ファン>

「すばらしいです。準々決勝も楽しみです」

「村上選手と山田(哲人)選手のバッティングで優勝できると信じているので、応援し続けたいと思っています」

侍ジャパンは好調のまま、次のステージに進みます。4連勝の侍ジャパンは、1次ラウンドの1位通過が決まり、準々決勝は3月16日、東京ドームでイタリアと対戦します。

© 静岡放送株式会社