宇大面接試験で担当教員が誤認発言 受験者1人が再試験

 宇都宮大は13日、12日に行った2次試験後期日程の面接試験で、受験者1人に面接者が誤った内容の事実を伝えたため、再試験を実施したと発表した。

 宇大によると、面接は峰キャンパスで12日午前にあり、面接担当の教員が資格取得に関わるやりとりの中で、事実とは異なる内容を伝えた。面接の後、受験者から電話で大学に問い合わせがあり、教員に確認したところ、教員が事実を誤認していたことが発覚した。

 宇大は当該の受験者に謝罪し、その日のうちに面接をやり直した。宇大は「個人が特定される」として受験者の性別や年齢、受験した学部を明らかにしていない。具体的な面接のやりとりも秘匿事項に当たるとしている。

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