府中町で集団暴行 19歳の男に懲役6年の判決 広島地裁

府中町の商業施設で男性を暴行するなどして起訴された19歳の男の裁判で、男に懲役6年の判決が言い渡されました。

東区の無職の男(19)は去年6月、少年ら5人と共謀し府中町の商業施設で男性(当時19歳)を取り囲み暴行を加えた傷害などの罪に問われています。

逮捕された男は広島家裁に送致されましたが「犯行を主導した責任は重い」などとして検察官送致され起訴されていました。

これまでの裁判で検察側は懲役8年を求刑し、弁護側は刑事処分ではなく保護処分が相当として家裁への移送を求めていました。

14日のの裁判で広島地裁は「ほとんど無抵抗の被害者に対し面白半分に一方的に暴行を加えた」「職場で理不尽な暴力を受けていたことなどを踏まえても

特定少年であり、責任ある大人としてのふるまいが期待される年齢の被告人に対し保護処分を選択することは社会的に許容しがたい」などと指摘し懲役6年の判決を言い渡しました。

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