ジルーが気迫の先制弾も…ミラン、下位サレルニターナと痛み分けのドロー

ミランがサレルニターナと勝ち点1を分け合う @Getty Images

13日にセリエA第26節が実施され、本拠地スタディオ ジュゼッペ メアッツァでミランがサレルニターナと激突した。

熾烈な来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権争いを繰り広げているミラン。今節ライバルが勝ち点を落としたため突き放すチャンスを得た今試合では、ホームでサレルニターナ相手に主導権を握る。最前線を務めるオリビエ・ジルーが上質なポストプレーを披露し、ブライム・ディアスやラファエウ・レオンが積極的に仕掛けてチャンスを創出。さらにウィングバックのテオ・エルナンデスが果敢に攻撃参加して、着実にゴールに迫る。

すると前半終了間際、右サイドからのCKを獲得しイスマエル・ベナセルが左足でクロスを供給。相手DFとのポジション争いに制したジルーがヘディングシュートを沈め、ミランがついに均衡を破る。

リードして試合を折り返したミランは、追加点を狙いにさらに勢いを増していく。しかしフィニッシュの場面で精度を欠き、攻めあぐねる時間帯が続く。すると61分に、間延びした陣形をサレルニターナに突かれ、ドマゴイ・ブラダリッチの低い弾道のクロスから最後はブレイ・ディアに手痛い失点を喫してしまう。焦るミランは失点直後、ズラタン・イブラヒモビッチを含む3枚同時交代を敢行。リスクを冒してゴールに迫るものの、サレルニターナのGKギジェルモ・オチョアの度重なるファインセーブに遭い追加点ならず。結局1-1のドローに終わり、勝ち点1を分け合った。

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