乗客制限 200人に緩和 比田勝-釜山航路 18日から 長崎・対馬

 2月25日に約3年ぶりに再開した長崎県対馬市北部・比田勝と韓国・釜山を結ぶ国際定期航路を巡り、対馬市などの関係機関が、高速船1隻当たり最大100人までとしている乗客制限を18日から200人に緩和することが14日、分かった。
 現在、韓国の2社が週末を中心に1日1往復ずつ運航。18日から1日最大400人の来島が可能になる。
 市によると、船会社や市内事業者などから、乗客数を増やしてほしいとの要望が上がっていた。県市、CIQ(税関、出入国管理、検疫)、医療機関などが14日に協議。対馬や韓国で新型コロナウイルス感染が広がっていないことなども踏まえ、制限を緩和した。
 市の担当者は「今後も状況を見ながら徐々に乗客数を増やしたい」としている。

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