P.MU/CERUMO・INGING、2023年スーパーフォーミュラ参戦体制およびマシンカラーを発表

 INGING MOTORSPORTは3月15日、2023年の全日本スーパーフォーミュラ選手権に引き続きP.MU/CERUMO・INGINGとして参戦することを発表し、チーム体制およびマシンカラーリングを公開した。

 フォーミュラ・ニッポン時代の2007年第4戦岡山でチーム初優勝を飾って以降、スーパーフォーミュラの舞台で成長し続けてきたINGING MOTORSPORTは、2008年からCERUMO、ブレーキパッドで知られるプロジェクト・ミュー(P.MU)とジョイントしP.MU/CERUMO・INGINGとして参戦を開始すると、2015年にドライバー、2016年にドライバー&チームのダブルタイトルを獲得している名門チームだ。

 そんなP.MU/CERUMO・INGINGは2023年も国内トップフォーミュラレースへの参戦を継続する。ドライバーはすでにTOYOTA GAZOO Racingから発表されているとおり、38号車に坪井翔、39号車に阪口晴南というラインアップが継続され、監督も立川祐路で変更はない。

 P.MU/CERUMO・INGINGは体制発表のリリース内で「2022年シーズンは苦しいレースが続きましたが、そのなかで得たものを今シーズンに活かし、つねに進化し続け、さらなるチーム力の向上に努めます」とコメントした。

「全チームがSF23へ変更になる今シーズンは、ニューマシンのアドバンテージとなるポイントを他チームに先駆け見つけ出し、シリーズ参戦5年目になる坪井と3年目の阪口のドライブをチーム一丸となってサポートしていき、2017年以来のタイトル獲得を目指します。今シーズンもP.MU/CERUMO・INGINGに変わらぬ応援をいただきますようお願い申し上げます」

 なお、YouTubeチャンネル『U-SPORT WEDNESDAY』では、ふたりのドライバーと立川監督が今シーズンへの意気込みを語る動画も配信されているので、そちらもチェックをお忘れなく。参戦体制は以下のとおりだ。

P.MU/CERUMO・INGING 2023年スーパーフォーミュラ参戦体制

エントラント名:INGING MOTORSPORT(インギング・モータースポーツ)
チーム名:P.MU/CERUMO・INGING(ピーエムユー・セルモ・インギング)
車両名:P.MU/CERUMO・INGING SF23
チームオーナー:卜部治久
チーム監督:立川祐路
テクニカルアドバイザー:田中耕太郎
・38号車
ドライバー:坪井翔
エンジニア:菅沼芳成
・39号車
ドライバー:阪口晴南
エンジニア:林寛幸

阪口晴南が駆る39号車P.MU/CERUMO・INGING SF23

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