統一選の開票で使う「計数機」点検していたら…2022年7月の参院選の投票用紙が1枚残っていた 「候補者名」記載も結果に影響及ぼさず=静岡市選管

静岡市選挙管理委員会は3月15日、2022年7月の参議院議員選挙の投票用紙1枚が、用紙を数える機械から見つかったと発表しました。

静岡市選挙管理委員会によりますと、2023年4月の統一地方選に向けて3月14日に投票用紙を数える「計数機」を分解して点検していたところ、1台から2022年7月10日に行われた参議院選挙の比例代表候補者名が書かれた投票用紙1枚が見つかりました。

開票時、通常「計数機」内部に投票用紙が残っていた場合は、センサーで検知しエラー表示されますが、何らかの理由で表示されなかったということです。投票用紙が残っていた「計数機」は駿河区の開票所で使用されたもので、見つかった票は「持ち帰り票」と判断した3票のうちの1票と考えられ、選挙結果に影響を及ぼさないことは確認できているということです。

静岡市選挙管理委員会は総務省や県選管に報告していて「有権者の投票を反映さえられなかったことと深く反省し、再発防止に努める」とコメントしています。

静岡市役所

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