車両のスピード抑制効果があるとされる路面標示の効果を検証するため、神奈川県二宮町は町内2カ所に試験的に設置した。
路面標示は白線で「あっ!」という文字のみで、1車線いっぱいに書かれている。すでに導入している自治体を参考に、短くて注意を引きやすいものにした。
設置されたのは町立二宮小学校、百合が丘峠公園付近の町道。2カ所とも交通量が多く、下り坂でスピードが出やすい。通学路でもあり、横断歩道を児童・生徒が利用することから地元住民や保護者らは以前から「車のスピードが落ちなくて危険」と訴えていたという。
町は「文字を見て反射的にアクセルを緩めてもらえれば」と話している。