バインセオのレシピ、米粉で作るベトナム風お好み焼き

バインセオのレシピ、米粉で作るベトナム風お好み焼き

ベトナム料理のバインセオを作ろう

ベトナム料理屋さんで見かけるバインセオ。 実はおうちでも簡単に作れる一品です。 今回はバインセオのレシピをご紹介します。

バインセオとは

バインセオとは、米粉で作った黄色い皮の中にもやし・豚肉・エビなどの具材がたっぷり入ったベトナム中南部地方発祥の料理。 屋台などでも食べられる庶民の味です。 黄色い見た目から卵が使われていると思われがちですが、実は卵は入っていません。 黄色い色はターメリックの色。ターメリックと米粉をココナッツミルクで溶いた、ほんのり甘くて外側がパリパリ、中はもちもちの生地なのです。 お好み焼きみたいな見た目のため、日本では「ベトナム風お好み焼き」と呼ばれることも。

バインセオのレシピ

具材たっぷり!ボリューム◎のバインセオのレシピです。

材料(2枚分)

生地

  • 米粉…50g
  • ターメリック…小さじ1/2
  • 塩…少々
  • ココナッツミルク…50g
  • 水…80g

中身

  • もやし…1袋(200g)
  • 豚肉(豚バラまたはこま切れなど)…100g
  • エビ…4尾
  • 油…小さじ1程度
  • 塩こしょう…少々

*豚肉だけでも、エビだけでも可。 エビはムキエビでも良いです。タレ

  • ナンプラー…大さじ1
  • レモン汁…大さじ1
  • 砂糖…大さじ1/2
  • 水…大さじ1
  • 輪切り赤唐辛子…少々

*ベトナムではヌクマム(ベトナムの魚醤)を使いますが、手に入りやすいナンプラー(タイの魚醤)で代用しました。付け合わせ

  • サニーレタス…適量
  • パクチー・ミント・大葉などお好みで…適量

下準備

  • ココナッツミルクが固まっていたら、湯せんで溶かしておく。
  • エビは殻をむいて背わたを取るなど、下処理をしておく(冷凍むきえびを使用するときは解凍しておく)。

作り方

1. ボウルに生地の材料を全て入れて泡立て器で混ぜる。

2. フライパン2. に油を引き、豚肉とエビを炒める。

3. 豚肉とエビの色が変わってきたら、もやしを入れてさっと炒める。 軽く塩こしょうをしてフライパンから取り出す。 *もやしはシャキシャキした食感を残したいので、さっと炒めるのがコツ。

4. フライパンをきれいにして油を少量引いたら、生地の1/2を入れてフライパン全体に薄く広げる。 生地が焼けてきたら、油を小さじ1ほど鍋肌からまわしかけるとパリパリ感が増す。

5. 生地の半分に具材の半量をのせる。

6. 半分に折り畳んでお皿に移す。もう一枚分も同様に仕上げる。

7. タレの材料を全て混ぜ合わせる。

8. サニーレタスなどの野菜と一緒に盛り付けて、出来上がり。

ベトナム風お好み焼き、バインセオ」の詳しいレシピページはこちら。

https://recipe.cotta.jp/recipe.php

レシピのポイント

ベトナムの庶民の味であるバインセオ。 本場の味に近づけるための3つのポイントをご紹介します。

ポイント1.米粉を使う

バインセオは米粉を使って作る料理。今回のレシピでは、「cottaパン用米粉 ミズホチカラ」を使用しました。 米粉は、種類によって粒子の大きさや吸水率が違うので注意が必要。 米粉によっては、水分量の調節をしないとパリパリ感がなく、団子のようなもちもち食感のものができてしまうことも。

パン用米粉と菓子用米粉で比較してみた

ミズホチカラには、「パン用」と「菓子用」の2種類があります。 「cotta パン用米粉 ミズホチカラ」で作った生地と、「cotta 菓子用米粉 ミズホチカラ」で作った生地を比較してみました。

パン用米粉の生地はパリパリ感があり、扱いやすい。 菓子用米粉の生地は、表面がベタついてしまいパリパリ感が少なめ。 また、半分に折り畳むときに破れやすいので注意が必要です。 バインセオは菓子用米粉でも作れますが、パン用米粉のほうがおすすめです。

ポイント2.ターメリックを加える

ターメリックとはショウガ科の多年草の根茎部。「ウコン」とも呼ばれます。 ちょっと土くささを感じる独特の香りとほろ苦い風味が特徴。

入れなくても作れますが、かすかに感じるターメリックの風味がバインセオの味を引き立てます。 スーパーのスパイスコーナーで手軽に買えるので、ぜひ入れてみてくださいね。 入れると生地が鮮やかな黄色になり、見た目も◎ 余ったら、ターメリックライスにしたりカレーに入れたりと活用できますよ♪

ポイント3.薄く焼いて、すぐ食べる!

バインセオの特徴であるパリパリ食感の生地にするには、薄く焼くのがポイント。 そしてパリパリに焼けたら、焼きたてをすぐに食べるのが一番のポイントです!

おいしい食べ方

バインセオはひとくち大に切り分け、香菜類などと一緒にサニーレタスで巻いてタレにつけて食べます。 パリパリもちもちの生地とシャキシャキのもやし、野菜の食感を同時に楽しめるのがだいご味。 たくさんの野菜がおいしく食べられるのも、ヘルシーで良いですよね。 もちろん、巻かずにそのまま食べてもOKです!

米粉で作る、ベトナム風お好み焼き「バインセオ」

実はおうちでも簡単に作れる、ベトナム料理のバインセオ。 焼きたてのパリパリもちもちの生地は絶品です♪ パンやお菓子を作って、米粉やココナッツミルクが余ったら、ぜひ作ってみてください!

【おすすめの特集】ミズホチカラの特集はこちら

材料・道具を探す

© 株式会社TUKURU