【CL ラウンド16】交代したくなかったハーランド「6ゴール目も取りたかったのに…」

CL史上三人目となる一試合5ゴールを決めたマンチェスター・Cのハーランド @Getty Images

UEFAチャンピオンズリーグ史上、三人目となる一試合5得点という大記録を達成したアーリン・ハーランド(22)は満足していなかった。

日本時間15日、イギリスのマンチェスター・シティのホームスタジアムであるエティハド・スタジアムで行われたUEFAチャンピオンズリーグ ラウンド16の2ndレグのライプツィヒRB(ドイツ)戦の試合終了後、マンチェスター・シティのハーランドが、インタビューで「6ゴール目も取りたかった」とコメントした。

この日、ハーランドは前半22分のペナルティキックを皮切りに、24分に2得点目、そして45分に3得点目を奪い前半でハットトリック達成。

続いて53分、57分とゴールを積み重ね一試合で5ゴールを奪い、ライプツィヒ相手に7対0でマンチェスター・シティの勝利に貢献した。

ペップ・グアルディオラ監督は、6点リードの後半62分、ハーランドを呼びフリアン・アルバレスを投入した。

ハーランドは試合終了後、BTスポーツのインタビューに「交代を言い渡された時、グアルディオラ監督に「6得点目も取りたかった」と話した」と言い「でも、私には何もできないよ。私は交代しなければならなかった」とコメントした。

チャンピオンズリーグ史上1試合5ゴールを決めた選手は、2012年にリオネル・メッシ(バルセロナ vs レヴァークーゼン)、2014年にルイス・アドリアーノ(シャフタール・ドネツク vs BATEボリソフ)の二人が達成していたが、今回ハーランドが偉業達成3人目となった。

1試合5ゴールは、ハーランド自身のキャリアでも初めてのこと。

また、ペップ・グアルディオラ監督もチャンピオンズリーグの歴史に名前を刻むことに。2012年、メッシがレヴァークーゼンを相手に5ゴールを決めた時のバルセロナの監督がグアルディオラだった。そして今回達成したハーランドが所属するマンチェスター・シティの監督もグアルディオラだ。

この日の試合でハーランドが立てた記録はさらにある。今シーズンのマンチェスター・シティでのゴール数を公式戦36試合で39ゴールとし、1928/29シーズンでトミー・ジョンソンが記録した公式戦39試合で38ゴールの記録を超え、マンチェスター・シティのシーズン最多得点記録も更新した。

今後ゴールを決めるたびにチームの最多得点記録が更新される。

マンチェスター・シティは一人で5ゴールを奪ったハーランドの活躍もあり、ライプツィヒを7対0と完封し、先月行われた1stレグの試合結果と合わせて合計8 - 1でベスト8に駒を進めた。

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