「救助活動がやりやすくなった」熱海土石流災害の経験生かし“新たな災害救助服” 熱や摩擦に強く軽量化も=静岡県警

2021年7月に静岡県熱海市で発生した土石流の災害警備活動を経験し、静岡県警は新たに機能を向上させた災害救助服をつくり3月16日、発表しました。

(坂口将也記者)

「従来のものよりも、強度、安全性、動きやすさが高まっています。この辺りもしっかりとした作りになっています」

3月16日、静岡県警が発表した災害救助服。県のイメージカラー・青に救助カラーのオレンジをモチーフにしたデザインです。完成した災害救助服は2021年7月の熱海土石流での活動の際に出た現場の意見を反映し、熱や摩擦に強い素材を使用。一方で、軽量化にも成功したという事です。

(熱海土石流災害で救助に当たった警察官)

「生地が薄くなり軽量化されていて、土砂災害などの大きな救助活動がやりやすくなったと思う」

現在100着が完成し、今後も随時、支給していく予定ということです。

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