「CHASING M2シリーズ」「blueyeX3」は、いずれも株式会社スペースワンが国内一次販売店として扱う。
「令和4年度補正予算水産業スマート化推進事業のうちスマート水産機械導入利用支援」は、水産業における生産現場でスマート機械等の導入を進めることで生産性の向上に加え、得られるデータを利活用し資源評価の高度化につなげる目的があり、水産流通適正化制度の円滑な実施を促進するため、漁協等が漁獲番号等を迅速かつ簡便に伝達することを可能とするための電子システムの導入等を支援される事業。昨年度の同様の事業より、「水中ドローン」も対象費目となっている。
- 助成率：1/2～2/3
- 補助上限額：1,000～1,500万円
CHASING M2シリーズ
中国深圳に本社をおく水中ドローンのリーディングカンパニーCHASING社開発のCHASING M2シリーズ。圧倒的なコストパフォーマンスの良さと操作の利便性が特徴で、近年では水中計測機器との互換性も対応し、国内外で急速な導入が進んている機種となる。「CHASING M2」「CHASING M2 PRO」「CHASING M2 PRO MAX」3機種の本体に加えて各種オプションもカタログに掲載され、助成対象になっている。
CFD、CHASING社の4Kカメラ搭載プロフェッショナル向け水中ドローン発売
Vol.07 水中ドローンが養殖場で死魚回収？[ドローン実証実験レポート]
blueyeX3
海底資源産業、水産業が盛んなノルウェーのトロンハイムに拠点を置くBlueyeRobotics社開発のblueyeX3は、水深300mまで潜航することができる耐水圧設計と、幅広い水中計測機器との互換性に優れているのが特徴。昨年発生したロシアとドイツを結ぶバルト海下の海底天然ガスパイプの損傷状況調査をしたことがニュースにもなった記憶にも新しい機体だ。
また、blueyeはSDKを公開しており、オリジナルのオペレーティングシステム構築も可能。blueyeX3本体に加えて各種オプションもカタログに掲載され、助成対象となる。
本助成金は水産事業者向けの助成金で、詳しい申請方法などは「マリノフォーラム21」公式サイトで確認できる。
