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2023年3月17日に公開された動画ではゲストに公明党衆院議員の岡本三成氏をお招きし、自公連立政権の今後や区割り変更の苦労について語っていただきました。
比例区から小選挙区に鞍替えして大変だったこととは？
【このトピックのポイント】
・自公連立政権は今年で20年。岡本氏は両党の信頼関係を強調
・公明党のリクルートは他薦がほとんど
・区割り変更は出会いの楽しさと別れの寂しさがある
岡本氏のプロフィールは以下の通りです。
岡本氏は時間が読めない渋滞が苦手で、国会へは自宅のある北区から地下鉄で通勤されているとのことです。銭湯にもよく行かれるそうで、北区の銭湯に行けば岡本氏に会えるかもしれません。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして岡本氏に回答していただきました。
自公連立政権は今後も続けられるの？
今年20年目の節目を迎える自公連立政権。質問に対し岡本氏は「もちろん続けられます！続けることが日本の未来のためだと信じています」と力強くコメントしました。
一方で、衆院選小選挙区の区割り変更をきっかけに両党の関係性の冷え込みが指摘されています。
当事者である岡本氏は「荒川区の自民党支援者だったら荒川区からは自民党の代議士を出したいと思うのが当然」と有権者を代弁しつつ「どこかのタイミングで新29区のみなさんにお願い、ご挨拶をさせていただくことでご理解いただきたい」と語りました。
また、岡本氏は自民党を地域の町会や自治会など地域に根差した支持者を多く抱える国民政党とし、現場の声を重視する公明党と共通していると指摘。「だから信頼できる」と20年をかけて築いた強固な関係性を強調しました。
MC鈴木邦和が与党入りの可能性が報道されている国民民主党との関係性について質問すると、岡本氏は賃上げなど一部のテーマでは国民とプロジェクトチームを組んで取り組んでいることを挙げ「国民民主党に限らず色んなところを合意形成の幅を広げていきたい」と回答。
ただ、連立政権については「ちょっとまた違った信頼関係。軽々にいえることではない」と明言を避けました。
公明党のリクルート方法は？
国会議員と地方議員合わせて2940名の議員を擁する公明党。人材はどのように集めているのでしょうか。
岡本氏の場合は公明党の知人からスカウトされたとのこと。また、現在は岡本氏自身がアンテナを張って人材を見つけ、選挙のタイミングで候補として名前を挙げることもあるそうです。
MC鈴木「基本的には自薦ではなく他薦で立候補されるんですかね？」
岡本氏「党本部に立候補してきたような人は聞いたことがないです」
候補者・議員の育成方法について岡本氏は党内で行われる様々な研修に言及しつつ「議員としての一番の研修はOJT」とコメントしました。
岡本氏は太田昭宏氏の後継として2019年から一緒に活動していました。太田氏は災害対策などの政策に注力する一方、自民党や野党とのコミュニケーションも欠かさず政策を進めるための政局も怠らなかったとのことです。
さらに夏には東京12区内220か所の夏祭り・盆踊り会場に足を運び、有権者の声に耳を傾けました。
岡本氏「太田さんと僕が東京音頭を一番うまく踊る国会議員だと思います」
「いつ寝てるんだろう」と思うくらい政策、政局、地元での活動に全力で取り組む太田氏の姿を見て、岡本氏は「がむしゃらに働くことが期待されているし、それが有権者への恩返しだということを教えてもらった」と当時を振り返りました。
また、全力で応援するボランティアの存在も議員としての原動力になっているとのこと。
岡本氏「その中でつけさせていただいたバッジの重みはすごく感じていて、それが日々の活動の原動力になっているんですね」
区割りが変わることによる苦労は？
2021年に比例北関東ブロックから東京12区に鞍替えした岡本氏は、その時のことについて「苦労というより楽しさと寂しさがある」とコメント。
人と会って話すことが仕事である政治家にとって新しい人に会えることを楽しさとして挙げ、一方で選挙区が変わることでそれまでの有権者が有権者ではなくなることは「すごく寂しい」と語りました。
党の代表を務めた太田氏の後継となったことのプレッシャーについては、活動を楽しんでいたためそれほど感じていなかったとのこと。また活動量の多さに「プレッシャーを感じるところまで余裕がなかったということもあるかもしれません」としめくくりました。
動画本編はこちら！
自公連立政権の今後は？国民民主党が与党入りする可能性は？
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