【土日の天気】きょう東京は冷たい雨で花冷え あす~春分の日は全国的にさくらの開花・満開促す暖かさ戻る

 きょう18日(土)は冷たい雨や雪の降る所が多いものの、あす19日(日)から20日(月)にかけては全国的に晴れて日差しが暖かい見込み。春分の日・21日(火)も気温は高く、続々とさくら開花や満開の便りが届きそう。
 ただ、22日(水)以降は各地ぐずついた天気となる見通し。晴れ間を有効に使って桜を楽しむ方がよさそうだ。

東・北日本を中心に冷たい雨や雪続く

 きょう18日(土)午前は、低気圧や前線の影響で近畿から東北にかけて本降りの雨が降り、山沿いや内陸では雪が降っていると見られる。
 午後になると近畿の雨はやむ見込み。東海は夕方には雨がやみそうだ。ただ、関東、北陸、東北では夜にかけて雨や雪が続いて雨具が手放せない見通し。

18日(土)の予想最高気温と18日(土)午前8時ごろ 東京都渋谷区の雨に濡れたさくら(撮影=気象予報士・鈴木悠)

 昼間の気温は、雨がやむ西日本では平年並みか高く、15℃以上の所が多い予想。ただ、雨や雪が続く東日本や東北ではこの時季としては低い所が多い見通し。さくらが開花した東京では花冷えとなるため、真冬の装いで過ごした方がいいだろう。
 北海道は晴れて日差しが暖かい見込み。雪解けによるなだれや落雪に注意したい。

あすは全国的に穏やかな晴天と日差しのぬくもり戻る

 あす19日(日)は高気圧に覆われ、全国的に穏やかな青空が広がる見込み。絶好の洗濯日和・お出かけ日和となりそうだ。ただ、沖縄はすっきりしない空模様の見通し。
 日差しに押されて気温は上昇。最高気温は前日より高くなる所が多い見込み。東京は15℃、仙台は13℃など前日より大幅に高くなりそうだ。気温差が大きくなるため、体調管理に気を付けたい。

来週半ば以降は菜種梅雨 晴れ間を有効に

 20日(月)にかけても高気圧に覆われてだいたい晴れ、昼間は日差しが暖かい見込みだ。西日本や東日本では続々とさくら開花、14日(火)にさくらが開花した東京では満開の便りが届くかもしれない。

 ただ、春分の日・21日(火・祝)は西から天気は下り坂で、22日(水)以降は九州から東北の広い範囲でぐずついた天気となりそう。
 東京では28日(火)にかけて雨が降ったりやんだりの見通し。19日(日)から21日(火・祝)の晴れ間を有効に使って、桜を楽しむ方がいいかもしれない。

(気象予報士・鈴木悠)

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