第95回選抜高校野球大会は18日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕、本県の作新学院（6年ぶり11度目）、21世紀枠の石橋（初出場）など36校が参加して開会式を行い、14日間の熱戦が幕を開けた。新型コロナウイルスの影響で従来通りの開会式は4年ぶりの実施。雨上がりの空の下、球児たちは堂々とした姿で行進した。
開会式は直前まで降っていた雨により予定より1時間半遅れて午前10時半に開始。これにより同日全3試合も後ろ倒しとなった。前回優勝の大阪桐蔭（大阪）、準優勝旗返還の近江（滋賀）を先頭に出場校が北から南の順に入場。作新学院は7番目、石橋は8番目に登場し、力強く聖地を歩いた。
県勢が2校出場するのは9年ぶり4度目。作新学院は大会第2日、19日の第2試合で大分商（大分）と、石橋は第4日、21日の第1試合で能代松陽（秋田）と激突する。
