19日にセリエA第27節が行われ、ナポリがトリノの敵地スタディオ・オリンピコ・グランデ・トリノに乗り込んだ。
飛ぶ鳥を落とす勢いで勝ち点を積み上げ、強豪を抑えて首位に君臨するナポリ。代表ウィーク前最後の試合でも、圧巻のプレーを披露する。開始9分に右サイドからのCKを獲得すると、ピオトル・ジエリンスキが右足でクロスを供給。ヴィクター・オシムヘンが高い打点からヘディングシュートを放ち、ナポリが電光石火の先取点をゲットする。その後はトリノの反撃をうまく交わして再び流れを引き寄せると、フヴィチャ・クヴァラツヘリアがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。これをクヴァラツヘリア自身がゴール真ん中に沈め、ナポリが35分に追加点を奪う。
後半に入っても勢いが衰えないナポリは51分に、ペナルティエリア左脇からマティアス・オリベラがクロスを送ると、ファーで待っていたオシムヘンが再び頭で押し込みドッピエッタ（1試合2得点）を達成する。大量リードを得た68分には、クヴァラツヘリアがDFを引き付けてラストパスを渡し、フリーのタンギ・エンドンベレがペナルティエリア内からセリエA初ゴールを決めて勝負あり。ナポリが4-0でトリノを下して連勝を飾り、スクデット獲得にまた一歩近づいた。
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