ナポリのナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンにプレミアリーグ勢が熱視線を送る中、ヨーロッパのビッグクラブも扉を開いているようだ。
24歳オシムヘンは今シーズン、公式戦で28試合に出場して23ゴールを記録。ナポリをクラブ史上初のUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝に導き、セリエAでも他クラブと18ポイント差をつけて首位を独走している。来夏の移籍市場で注目株に挙げられる中、オシムヘンはプレミアリーグでのプレーを「最大の夢」と周囲に語っている模様。センターフォワードをターゲットとしている、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーが獲得を望んでおり、マーケットでの争奪戦が予想される。
一方でドイツメディア『Sky』によると、バイエルン・ミュンヘンもオシムヘンを狙っていると報道。バイエルンは昨夏にバルセロナに移籍したポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの後釜を探しており、オシムヘンの獲得レース参戦が囁かれている。しかし同メディアは、バイエルンがオシムヘンと契約できる可能性は低いとも報じていて、プレミア勢との交渉で移籍金が予算オーバーになるだろうと指摘。移籍市場では1億ポンド(約163億円)超えが予想されており、バイエルンは撤退の決断を下すしかないだろうと伝えた。
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