警視庁機動隊員も広島入り G7サミットに向け 本格的な警戒態勢に

G7広島サミット開催まで2か月を切りました。会場の広島市のホテルなどでは警察が本格的な警戒態勢に入りました。

栗栖千尋 記者
「会場となる広島グランドプリンスホテルの近くに警視庁の車が続々と集まってきています」

G7広島サミットは、5月19日から3日間の日程で行われますが、20日朝から会場となる広島市南区の「グランドプリンスホテル広島」や「平和公園」では多くの警察官が警備を始め、本格的な警戒態勢に入りました。

樋口翼 記者(静岡・足柄SA 18日)
「G7広島サミット警備に向かうため、警視庁の機動隊車両が続々と集まっています」

サミットでは全国の警察からの応援部隊「特別派遣部隊」も警備にあたっていて、このうち警視庁の多くの機動隊員は、18日、車両数十台に分乗し、都内を出発していました。

山崎有貴 記者
「平和公園に大勢の警察官が入っていきます」

今後、特別派遣部隊の態勢は段階的に強化され、警備の対象も要人が宿泊する宿泊先などにも拡大する見通しです。

もっとも多いときでは2016年のG7伊勢志摩サミットはおよそ2万3000人、2019年のG20大阪サミットはおよそ3万2000人が警備にあたったということで、広島サミットでの警備も同じ程度の規模になるとみられます。

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