香港には国家安全リスクが依然存在

特区政府保安局の●炳強・局長はこのほど、香港には依然として国家の安全の隠れたリスクが存在するため、「マスク禁止規例」を維持する必要があると指摘した。3月23日付香港各紙によると、●局長は「マスク着用令がすでに撤廃されたものの、政府は市民が一定の期間は引き続きマスクを着用することを理解している。マスク禁止規例は公安条例の下での公衆集会・デモ行進または違法集結にだけ適用するもので、市民が日常生活でマスクをつけることに影響しない」と述べた。さらに●局長は「香港は現在も依然として国家の安全のリスクが存在し、破壊力を備えた勢力が社会に潜伏している」と強調。警察が昨年9月にある住宅とミニ倉庫で弾薬、拳銃を製造する部品の3Dプリンター、爆弾の製造が可能な大量の原材料を押収したことを挙げた。また今月初めに警察が集会・デモの申請を処理した際、ネット上で扇動的で違法な言論が現れ、ある暴力グループがデモへの参加を表明したことから最終的に主催者はデモを中止した。【●=登におおざと】

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