坂村市長がイクボス宣言 子育て男性「イクメン」を支援 下野

宣言書を手にする坂村市長

 【下野】坂村哲也(さかむらてつや)市長は24日、積極的に子育てに関わる男性「イクメン」を管理職や職場が支援することを盛り込んだ「市イクボス宣言」を行った。

 宣言には、多様なライフスタイルに合わせた働き方を推進し、自ら率先してワーク・ライフ・バランス(生活と仕事の調和)に取り組むことなどが明記されている。

 坂村市長は第2子の誕生に合わせ5月上旬から3週間、育児を理由に休むことを明らかにしている。宣言によって職員がまとまった育児休暇が取れるよう弾みをつけたい考えで、「管理職の意識変化を進め、誰もが働きやすい職場と業務の効率化、行政サービスの向上につながってほしい。イクボスの輪が市内全体に広がれば」と述べた。

 市によると、「市イクボス宣言」は2017年に広瀬寿雄(ひろせとしお)前市長も宣言している。

© 株式会社下野新聞社