ふくい桜まつり2023のイベント開催スケジュール 3月25日~4月9日、夜桜ライトアップやキッチンカー

2022年のふくい桜まつりでライトアップされた足羽川堤防の桜並木=福井県福井市

 福井の県都に春を告げる、福井市の第38回ふくい桜まつりが3月25日開幕した。4月9日までの16日間、食や体験のイベント、夜桜のライトアップなど花見客を迎える数々の催しを展開。福井が誇る桜の美しさを県内外に発信する。

ふくい桜城下町

4月1、2日=福井市中央公園

 福井城址を望む公園内に食や体験などの4エリアを設ける。体験では、木工や紙すき、アクセサリー作りなど7ブース。グルメエリアでは、若狭牛カツサンドや焼きそば、スイーツなど10ブースが並ぶ。

 桜を眺められる東側一帯には、最大60人程度が座れる桟敷席を用意。スマートボールや子ども向けの手裏剣体験などの縁日エリア、伝統工芸アイドル「さくらいと」などのステージもある。

 両日午前10時~午後5時。グルメエリアと桟敷席は、3月31日、1日の夜間も開設する。

ふくい桜川宴

3月25日~4月9日=足羽川河川敷(幸橋―九十九橋左岸一帯)

 桜並木を眺める河川敷で、期間中キッチンカー19台が出店。例年「足羽川ぼんぼり物語実行委」が設置する「桜床」を拡充する形で、計50人程度が座れる3エリアを設け、快適な花見空間を提供する。

 4月1、2日午前10時~午後4時には各日7回、8人乗りゴム製カヌー「桜舟」2隻を運行して、非日常の桜の景色を楽しんでもらう。小学生以上、1人千円。当日受け付け。

えちぜん花の宵

3月25日~4月9日=足羽川など

 桜の名所やまちなかを幻想的にライトアップする。日本さくら名所100選の足羽川桜並木では、花月橋上流からJR北陸線までの約1.8キロを照らし、恒例のぼんぼりも並ぶ。

 浜町を上品な明かりで包む浜町・さくらの小径や愛宕坂のあんどん、足羽山のぼんぼり、足羽神社のしだれ桜など県都は夜も春色一色。福井城址はライトアップを西側に拡充し、福井駅西口ロータリーも桜色に照らされる。

ロゲイニング

4月1、2日=福井市中央公園受け付け

 指定のスポットを巡ってミッションに挑戦する参加型ゲーム。春色の福井市街地をチームで歩いて魅力を体感してもらう。

 各日午後1時半からの制限時間2時間で、まつり一帯の約30カ所を定める。上位チームには商品を用意する。参加にはスマートフォンなどのモバイル機器が必要。1~5人のチームで定員各日25組。参加費は1チーム2千円。3月28日まで受け付ける。

シャトルバス運行

3月25日~4月9日

 臨時駐車場となる旧文化会館や福井競輪場のほか、花月橋下、中央公園、愛宕坂を結ぶルートを30~45分間隔で運行する。始発午前9時半~最終午後9時。花月橋下の河川敷駐車場は観光バスの利用に限る。

 足羽山では4月1~9日、休日の日中通行止めなど交通規制がある。24時間利用できるシェアサイクルシステム「ふくチャリ」ではまつり期間中、足羽川河川敷に臨時ポートを設ける。

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