謙信公武道館で開幕 全国スポ少交流大会 4年ぶり実施 剣道

 第45回全国スポーツ少年団剣道交流大会が25日、上越市戸野目古新田の謙信公武道館で開幕した。コロナ禍のため3年連続で中止となっており、4年ぶりの大会。小学4~6年生の団体戦に全国48チーム、選手約290人、中学生の個人戦に男女96人が出場する。競技は26、27の2日間。
 開会式で日本スポーツ少年団の遠藤啓一副本部長が「剣道を通してスポーツを行う喜びを経験し、全国の仲間と交流を深めてほしい」とあいさつ。来賓の一人、新潟県教育委員会の佐野哲郎教育長が「日頃の練習の成果をいかんなく発揮し、優勝を目指して頑張ってください」と歓迎と激励の言葉を述べた。

選手宣誓する半戸(右)と櫻井両選手、旗手は亀田選手(中央)

 日本スポーツ少年団団員綱領を新潟県Bチーム(開催市枠代表)の直江津剣道スポーツ少年団が読み上げた。出場団員を代表し、新潟県Aチーム(県代表)の半戸保行選手(三条市・共栄館道場スポーツ少年団)と櫻井あゆ未選手(新潟市・白根剣士会道場スポーツ少年団)が声を合わせて、「心を一つに正々堂々と最後まで戦い抜きます」と選手宣誓した。旗手は新潟県Bチームの亀田柑太選手(高田剣道スポーツ少年団)が務めた。開会式後、交歓交流会が行われた。
 地元上越市からは小学生団体戦に高田剣道スポーツ少年団(新潟県A)と直江津剣道スポーツ少年団(新潟県B)、中学生男女個人戦に2選手が出場している。

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