ふくい桜マラソンプレ大会、雨の桜道を快走 北海道から沖縄県まで4086人出走

通称「さくら通り」を走るワンサードのランナー=3月26日、福井県福井市宝永3丁目

 来春の「ふくい桜マラソン」への機運を高める1年前プレ大会「TRIAL RUN2023」は3月26日、福井県福井市の大名町交差点をスタートするコースで行われた。坂井市の丸岡城近くにフィニッシュするワンサード(14.5キロ)など3種目に、北海道から沖縄県までの4086人が出走。本大会を心待ちにしながら、桜が色づいた春の福井を駆け抜けた。

⇒「ふくい桜マラソン」無料招待枠を新設

 フルマラソンの3分の1の距離にあたるワンサードを皮切りに、福井市中央公園まで走る1キロ、同市順化小学校付近でフィニッシュする5キロと順次スタートした。あいにくの雨の中、沿道からの声援に力を得てランナーたちは疾走。ワンサードのランナーは、街路樹の桜が美しく咲く福井市の通称・さくら通りや、桜マラソンコースの一部となる新九頭竜橋などを通り完走を目指した。

 「ふくい桜マラソン」は来年3月31日に行われる。北陸新幹線県内開業に合わせ、県内唯一のフルマラソン大会として新設された。

© 株式会社福井新聞社