長崎ペンギン水族館500万人 長与の山本さん一家に記念品 開館22年目

田上市長(左)から入館500万人目の認定書を受け取る山本さん一家=長崎ペンギン水族館

 9種類のペンギンを飼育し、飼育種数で世界一を誇る長崎ペンギン水族館(長崎市宿町)の入館者が26日、開館22年目で500万人を突破し、記念セレモニーで節目を祝った。
 500万人目は、西彼長与町の山本望愛ちゃん(4)。両親や妹、弟の4人と一緒に訪れ、ペンギンの水中飛行に祝福されながら、くす玉を割った。
 田上富久市長が山本さん一家に花束や認定書、記念品を手渡した。同館を訪れたのは2度目という望愛ちゃんは「びっくりしたけど、うれしかった」と喜び、「ペンギン大好き。歩くところを見たい」とわくわくしていた。
 同館は1998年に経営難で閉館した長崎水族館からペンギンを譲り受け、2001年4月オープン。入館者は05年に100万人、09年に200万人、12年に300万人、18年に400万人をそれぞれ突破した。

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