28日にヨドコウ桜スタジアム(長居球技場)で日本と対戦するコロンビア代表。今回の来日は4年前の2019年3月に横浜で開催したキリンチャレンジカップ以来となる。
コロンビアのユニフォームといえばイエローのイメージだが、それ以外の色のユニにも素晴らしいものは多い。更には伝説的なGKユニも存在する。
ここでは、そんなコロンビアのユニフォームから6つの歴代傑作ユニフォームを選んでみたのでご紹介したい。
1993 ホーム
コロンビア代表 1993 Umbro ホーム
選手:カルロス・バルデラマ
エクアドルで開催された1993年のコパ・アメリカで使用したユニフォーム。ブルーの襟部分に斜線とサプライヤーロゴをデザインするが、これは90年代のイングランド代表ユニにも見られた当時のUmbroを象徴するもの。同ブランド時代のキットでは最もシンプルな美しさを有する一着である。
2011 アウェイ
コロンビア代表 2011 adidas アウェイ
選手:ラダメル・ファルカオ
アルゼンチンで開催したコパ・アメリカ2011に向けたユニフォーム。2012年まで使用し、ブラジルとの親善試合などでも着用した。デザインはネイビーを基調としたコロンビア国旗カラーで、アウェイ歴代屈指の好デザイン。
1998 アウェイ
コロンビア代表 1998 Reebok アウェイ
選手:ファウスティーノ・アスプリージャ
1998年フランスW杯で着用したアウェイユニフォーム。画像だとネイビーに見えるが、実際の色は濃いブルーである。
右胸のブランドロゴは2種類あり、99年までは線と線が交差するベクターロゴを使用。2000年は文字“REEBOK”のみに変更となった。そのため、このモデルには前期バージョンと後期バージョンが存在する。
2016 ホーム
コロンビア代表 2016 adidas コパ・アメリカ ホーム
選手:フアン・クアドラード
3位で終えた2016年コパ・アメリカ・センテナリオ(100周年記念大会)でのユニフォーム。特別な大会に臨むチームが着たのはお馴染みのイエローではなく、見慣れないホワイトのホームキットだった。
ホワイトは1940年代のホームキットに使っていた色で、70年代・80年代のアウェイキットにも採用していたという。
2014 ホーム
コロンビア代表 2014 adidas ホーム
選手:ハメス・ロドリゲス
グループステージで日本代表とも対戦し、最終的にベスト8入りを果たした2014年ブラジルW杯モデル。1-4で敗れた日本にとっては苦い記憶がよみがえるユニフォームである。
デザインはタスキ掛けとダイアゴナルに走らせるピンストライプを合わせたもので、歴代でも異色のスタイルが誕生となった。
1990 GK
コロンビア代表 1990 adidas ゴールキーパー
選手:レネ・イギータ
1990年イタリアW杯でコロンビア"最強GK”イギータが着たファンキーなユニフォーム。幾何学的なグラフィックの中に民族調の模様が顔をのぞかせる。凝視すると目が痛くなりそうなこのデザインは、ときに海外で最悪GKユニフォームに選ばれてしまうこともある。
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とはいえユニフォームマニアの間では今でもカルト的な根強い人気があり、正規・非正規合わせて無数の復刻版が世に出ている。90年代はこのようなクレイジーGKキットがいくつもあり、賛否のほどはともかく面白い時代であった。
懐かしの新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。いまや貴重な激レア代表ユニの数々は見るだけでも楽しいはず!