去年12月、広島市で起きた強盗事件で、広島県警が、新たに男2人を強盗殺人未遂などの疑いで逮捕する方針を固めたことが、28日、分かりました。2人はいずれも東京・中野区で起きた強盗傷害事件に関わったなどとして、すでに逮捕・起訴されています。
この事件は、去年12月、広島市西区の時計などの販売買取専門店の店舗兼住宅で、宅配業者を装った男らが、住人の男性の頭を工具のようなもので殴るなど、男性と男性の両親の合わせて3人にけがをさせ、現金およそ250万円と2400万円相当の腕時計などおよそ136点を奪ったとされるものです。
男性は意識不明の重体です。
警察は、事件の実行犯を8人とみていて、2月に男4人を強盗殺人未遂容疑などで逮捕（このうち3人は強盗傷害などの罪で起訴・19歳の男は家裁から検察官送致）していましたが、新たに男2人を逮捕する方針を固めたということです。
男2人はいずれも東京都中野区で起きた強盗傷害事件に関与したなどとして、すでに逮捕・起訴されています。
2人は、28日、東京から広島に移送される見通しで、警察は近くこの2人を逮捕する方針です。
