静岡県で昨年起きた園児のバス置き去り死事件を受け、幼稚園や保育園の通園バスへの安全装置の設置の義務化が4月に迫る中、宮崎県内の現場の導入はまだ限定的となっている。1年の猶予期間があることや全国的な製品の不足などが背景にあり、本格化するのは2023年度中となる見通し。熱中症への警戒が高まる夏場に向け、園関係者は導入を急ぎつつ、乗降時の見回り徹底などの対策強化に注力している。
県内 通園バス 来月義務付け 置き去り防止の装置導入進まず
- Published
- 2023/03/29 06:00 (JST)
- Updated
- 2023/03/29 10:15 (JST)