4月2日まで夜桜ライトアップ 縮景園「さくらまつり」 広島

みなさん、ことしはもう花見には行かれましたか。国の名勝・縮景園(広島市)の模様です。

坂本可織 記者
「広島市中区の縮景園に来ています。ソメイヨシノの桜が満開で、トンネルになっています。とってもきれいですね。この1つひとつのサクラが、中心が薄ピンク色になっていて、とってもかわいらしくて、見ていて癒されます」

「ここ縮景園では、ソメイヨシノに加えて、ヤマザクラやシダレザクラなど合わせておよそ100本を超えるサクラの木が今、ちょうど見ごろを迎えているということなんです」

「そのため、先週の金曜日から通常の午後5時の閉園時間を午後9時前まで延長をして『さくらまつり』が開催されています。去年までは新型コロナウイルスの影響で整理券を配布して入場制限をかけての開催となっていましたが、ことしはなんと4年ぶりに通常開催となっています。縮景園の方によりますと、先週末は1日に2000人を超える人が訪れていたということです」

「わたしもこちらに午後3時から来ているんですけども、外国人の方を含めて、本当に多くの人が写真を撮ったり、イスに座ってお食事を楽しんだり、本当に笑顔で楽しんでおられる方の姿が多く見られました。そして、いよいよマスクも外せる時期になったということで、マスクを外して記念撮影をされている人の姿も見られました」

「さきほど午後6時からライトアップが始まっています。まだ少し空が明るいんですけども、天気もいいのでサクラと空のコントラストが非常にきれいです」

「そして、この満開のサクラの下、なんとカフェになっています。たくさんの方が詰めかけています。とても風情があります。カフェでは、お花見には欠かせないお団子などを食べることができます。去年までは新型コロナウイルスの影響で提供されていなかったお酒の提供も再開したということです」

「お店の方にお話をお聞きすると、サクラが満開になって、さらに人が増えてきて、外国人の方が非常に目立つようになったというふうに話していました。このさくらまつり、今週の日曜日までライトアップされ、夜桜の風情を楽しむことができます」

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