福井県議会議員選挙、8区で選挙戦確実 2023年3月31日告示

 知事選に続く統一地方選の福井県議会議員選挙は2023年3月31日告示される。定数37に対し49人が立候補を表明している。県内12選挙区のうち福井、坂井、敦賀市など8選挙区は選挙戦が確実な情勢。一方、あわら市、大野市、小浜市・三方郡・三方上中郡、大飯郡は無投票の公算が大きい。知事選と同日の4月9日に投開票される。

 立候補予定者は現職28人、前職1人、元職2人、新人18人。党公認は自民21人、立憲民主2人、日本維新の会、公明、共産、参政党各1人で、無所属は22人。女性は前回を2人上回る5人が4選挙区に出馬する見通し。

 県都福井市は定数12に対し16人が出馬の準備を進め、混戦となりそうだ。定数5の越前市・今立郡・南条郡には6人、定数4の坂井市も6人、定数3の敦賀市と鯖江市はそれぞれ4人が立候補する予定。定数1の勝山市、吉田郡、丹生郡は一騎打ちになる見込み。

 立候補届け出は31日午前8時半から午後5時まで。福井市のフェニックス・プラザや敦賀市役所など12会場で受け付ける。

 31日告示の統一地方選は福井県を含めた41道府県議選と17政令市議選が実施される。

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