30日朝早く、広島県呉市で複合ビルの一室を焼く火事がありました。この部屋に住む70代の男性が病院に運ばれ、重傷だということです。
火事があったのは、広島県呉市中央2丁目の8階建ての複合ビルです。
警察と消防によりますと、30日午前5時半過ぎ、付近の住民から「部屋から黒煙が上がっている」などと通報が相次ぎました。
消防車8台が出て消火にあたり、火はおよそ1時間半後に消し止められましたが、3階の一室が全焼し、この部屋に住む70代の男性が火傷を負うなどして病院に運ばれ、重傷だということです。男性と同居する70代の妻は外出していて無事でした。
現場はJR呉駅から北東におよそ400メートルにある8階建ての複合ビルで、テナントや住居が入っているということですが、ほかの部屋への延焼は確認されていないということです。
警察と消防が火事の原因を調べています。
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