平和大通りの樹木点検 264本に管理上の問題 将来的に倒木につながる可能性も G7サミットまでに伐採を判断 広島市

今月、平和大通りで街路樹が倒れたことを受けて、広島市が緊急点検をした結果、264本が将来的に倒木につながる可能性があることが分かりました。

広島市中区の平和大通りでは22日の夜、樹齢約60年、高さ16メートルのクヌギが倒れ、車を直撃しました。

これを受けて広島市は24日から30日まで、平和大通りにある1825本の樹木を対象に、緊急一斉点検を行っていました。

市によりますと、点検の結果、264本が直ちに倒木の危険はないものの、木の勢いが弱まって将来的に枯れるなど、倒木につながる可能性があることが分かったということです。

市では今後、速やかに樹木医に調査をしてもらい、回復の見込みがなく倒木の恐れがある樹木は、5月のG7広島サミットまでに伐採の判断をしたいとしています。

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