任期満了に伴う奈良県知事選挙が3月23日告示、4月9日投開票の日程で実施されています。今回の奈良県知事選挙には届け出順に日本維新の会 新人の山下真氏（54）、自民党県連が推薦・立憲民主党県連が支持する無所属新人の平木省氏（48）、共産党が推薦する無所属新人の尾口五三氏（72）、国民民主党県連が推薦する無所属現職の荒井正吾氏（78）、無所属新人の西口伸子氏（68）、無所属新人の羽多野貴至氏（43）の計6名が立候補しました。本記事では無所属現職の荒井正吾氏についてご紹介します。
奈良県知事選挙に立候補 山下真氏の経歴・政策まとめ
奈良県知事選挙に立候補 平木省氏の経歴・政策まとめ
奈良県知事選挙に立候補 尾口五三氏の経歴・政策まとめ
奈良県知事選挙に立候補 西口伸子氏の経歴・政策まとめ
奈良県知事選挙に立候補 羽多野貴至氏の経歴・政策まとめ
奈良県出身、東京大学法学部卒業。運輸省に入省し要職をへて、参議院議員に。その後、奈良県知事を4期務める
荒井氏は1945年奈良県生まれ、東京大学法学部卒業。運輸省に入省し、鉄道局次長、運輸省自動車交通局長海上保安庁長官を経て、2001から参議院議員を務めました。外務大臣政務官、参議院文教化学委員長などを歴任。2007年から奈良県知事を4期連続で務めています。
荒井氏が掲げる政策とは
荒井氏は自らのホームページにおいて以下の政策を公表しています。
○実現間近な政策
・子供の成長段階に応じた遊び・スポーツが楽しめるまほろば健康パークは令和9年度開園予定です。
・令和5年度に中央卸売市場の再整備をはじめ、卸売機能の効率化と華やかな賑わいの創出を行います。
・中町「道の駅」は防災機能を有し、令和5年度末にオープン予定です。
・平城宮跡の歴史体験学習館は令和8年度、南側地区の整備は令和7年度の完成を目指しています。
・医大の新キャンパスは、令和7年度中の移転・開学に向けて工事が始まりました。
・令和7年度の市町村水道と県営水道の事業統合を目指しています。
・みつえ高原牧場を活用し、令和10年度のオープンを目指し、畜産団地の整備を進めています。
・「飛鳥・藤原」の世界遺産登録は、令和5年度に推薦書をユネスコへ提出し、令和7年に世界遺産の登録を目指しています。
・奈良公園周辺に上質で環境に優しいホテルが建設中です。
・近鉄奈良駅西口に広場を設ける計画を進めています。
・奈良県文化会館は、多彩な舞台芸術の殿堂として、令和8年度中のリニューアルオープンを目指して整備を進めています。
・京奈和自動車道（仮称）橿原JCT大阪方面接続ランプは令和8年春に開通予定です。
ほか
○これからの政策
・リニア中央新幹線の「奈良市附近駅」位置の確定
・大規模広域防災拠点整備にリニア建設に伴う発生土を活用
・リニアの整備効果を最大限活用(鉄道との結節性・関西国際空港接続線等)
・「大規模広域防災拠点」の整備
・「大和平野中央田園都市構想」の推進
・県立大学における理工系人材の育成
・畝傍山周辺プロジェクト
・コロナ対策
・子育て家庭への支援と就学前児童のはぐくみ
・女性の幸せ応援
・健康長寿日本一を目指します
・医療、包括ケア、健康推進、福祉を一体的に推進します
・実学、インターンシップを重視して教育を充実します
・県の特性を生かした文化の振興
・南部・東部の振興
・大和西大寺駅の高架化と近鉄奈良線の移設の推進
・（仮称）奈良ICへのアクセス整備と交通結節点機能の強化
・近鉄郡山駅周辺のまちづくり
・西和医療センターの移転・再整備
・広域道路ネットワーク整備の加速
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