食品スーパーのヨークベニマル(福島県)の橋本孝専務らが31日、茨城新聞社を訪れ、4月7日にオープンする予定の「常陸太田店」(茨城県常陸太田市東部土地区画整理事業1街区1画地)について、「鮮度と味」にこだわった品ぞろえになることをアピールした。
同店は売場面積2429平方メートルで、年商19億円を見込む。鮮魚売場では久慈漁港(同県日立市)から魚を仕入れ、刺身や干物などを充実。青果も地元野菜を取りそろえる。墓参などで需要のある花売り場も設けた。
設備面では、買い物かごの自動除菌機を設置し、従業員が定期的に消毒を行う。このほか、店内設備のオール電化により省エネや環境対策に配慮した。
橋本専務は「地元商品をできるだけ取り入れていきたい」と地産地消に取り組む考えを示した。同店の矢野真吾店長は、同市への初出店である点を踏まえ「まずは親しみを感じてもらえる店舗経営に努めたい」と話した。
同店の営業時間は午前9時～午後9時半。オープニングイベントとして7～9日、来店客に買い物かごやエコバッグなどをプレゼントする。先着千個(各日1家族1個)。
