CO2排出「ゼロ」へ連携 高鍋町、都内企業と協定

 高鍋町とエスプール(東京都、浦上壮平会長兼社長)は3月30日、2050年までに二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」実現へ連携協定を結んだ=写真。
 町は昨年3月、ゼロカーボンシティを宣言。同社子会社は、企業向け環境経営コンサルティングサービスを展開している。
 協定では、同社が町からの情報提供を受け、CO2排出量削減に向けた家庭や工業など部門ごとのロードマップを作成、町民や事業所への啓発などを行う。同社が同様の協定を結ぶのは県内自治体では2例目。
 町役場であった締結式で黒木敏之町長は「専門的な助言をいただき、さまざまな取り組みを進めたい」、浦上会長兼社長は「培ったノウハウや知識などを生かしたい」と述べた。

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