SL、桜、菜の花が競演 真岡鉄道の北真岡駅東側

桜と菜の花の間を走り抜けるSL

 真岡鉄道北真岡駅東側で1日、走行するSLと、桜と菜の花が競演した。快晴の下、訪れた家族連れや鉄道ファンらは写真を撮るなどして楽しんだ。

 線路沿いには桜並木と菜の花畑が広がり、SLが運行する土日は大勢の人が訪れる。桜は散り始めているが、菜の花は1週間ほどは楽しめる。宇都宮市御幸本町、会社員佐藤巧(さとうたくみ)さん(30)は「黄色とピンク色が鮮やかで良かった」と話した。

 路上駐車防止のため、同社は北真岡駅まで鉄道でアクセスするよう求めている。また近くの大前(おおさき)神社の協力を得て、駐車場を使用できるようにした。付近では2日午後0時半から、みこし渡御や山車の運行をする「桜町千本桜まつり」が行われる。

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