長崎市民早朝野球 67チーム熱戦スタート

【Cクラス1回戦、国保連-気の毒】2回から登板し、3イニングを1安打無失点と好投した気の毒の松尾=長崎市総合運動公園かきどまり野球場

 第65回長崎市民早朝野球大会(市民早朝野球協会、市、NBC長崎放送、長崎新聞社主催)は2日、長崎市総合運動公園かきどまり野球場で開幕し、7月末までの熱戦が始まった。開幕戦となったCクラス1回戦の国保連-気の毒は、気の毒が5-1で勝ち、準々決勝へ進んだ。
 コロナ禍などで出場チームが減る中、A~Cクラスとマスターズ、シニアの5部門に計67チームがエントリーした。開会式は4年連続で中止され、同協会の川本一成会長が始球式に登板。「WBCの侍ジャパンの活躍で、野球が再び脚光を浴びている。一球一球楽しくプレーしてもらい、出場チームが増えることを願いたい」と呼びかけた。
 開幕戦は1-1の四回、気の毒が1死満塁から平の2点適時打で勝ち越すと、暴投でさらに1点。五回にも1点を加えた。投げては二回からマウンドに立った松尾が3回を1安打無失点、6奪三振と好投。五、六回は松浦勘が締めた。国保連は初回に島村の適時打で先制したが、後が続かなかった。
 大会は生涯野球の場として幅広い世代に親しまれている。期間中、試合は日の出とともに始まり、午前7時半までには終わる。

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