今月から自転車に乗る全ての人を対象にヘルメットの着用が努力義務化されました。初めての平日となった3日朝の広島市の様子です。
全国で自転車の事故が相次いでいることなどから、今月から道路交通法が改正され、自転車に乗る全ての人にヘルメットの着用が努力義務になりました。
初めての平日となった3日朝の広島市では、まだ、着用している人はわずかでした。
自転車の利用者たち
「(ヘルメット着用は)抵抗があります、さっと出ていくのにヘルメットを持っていくという作業が発生するし、女性は髪のこともあるので」
「(自転車は)車やバイクに比べて危ないことが多いかなと思うので比較的かぶった方が自分のためにも安全かなと感じる」
警察庁の調べでは、去年までの5年間で自転車に乗っているときの事故で亡くなったのは2005人で、その半数以上が頭を強く打ったことによるものだということです。ヘルメットを着用した場合、事故による死亡率が半減するというデータもあり、警察は自転車を利用する際のヘルメット着用を呼びかけています。