"麗しのピアニスト" 五条院凌、初全国ツアー継続中! 第二の故郷・埼玉蓮田市でデビュー2周年を迎える!

初の全国ツアーを3月よりスタートさせている話題のピアニスト・五条院凌(ごじょういん・りょう)の埼玉公演が、さる4月1日(土)、蓮田市総合文化会館ハストピアで開催された。

五条院はTikTokで活動を始めてからたった1年後の2022年5月にもこの会場でコンサートを開催している。ブレイク直後、現在の快進撃に至る以前の、その時の思い出が詰まったこの会場を五条院はデビュー二周年を記念する場所に選んだ。

ステージ上には現在ツアーのアイコンとなってる真っ赤な薔薇の巨大なオブジェと、楽器メーカーKORGが彼女のために特注で作ったという、同じく真っ赤なキーボードとグランドピアノが置かれていた。

大きな拍手に包まれながら颯爽と登場した五条院凌は、オリジナル曲からカバー曲、クラシックまで、打ち込みのビート効かせた曲から生ピアノ一本で聴かせるしっとりとしたナンバーまで、全20曲以上を披露した。

本編のラストで演奏された五条院の代表曲である「CASTLE〜迷宮の城〜」でのシャープな切れ味抜群のプレイや、人気のオリジナル楽曲「Rose Waltz」でのしっとりとした深い余韻。 また、会場を大きな笑いで包んだ、客席で携帯電話が鳴った時の「早くお出なさい!」という余裕の返しなど、印象に残る場面が数多くあったコンサートだった。

今回の公演はピアニストのコンサートというよりは、むしろ総合エンターテイメントという形容がふさわしい本物のショーだった。 昨年とくらべても明らかにパワーアップしたパフォーマンスに観客は圧倒され、会場は鳴り止まない拍手の渦となった。五条院凌はそれを真正面から受け止め、深々と感謝のお辞儀をして幕を閉じた。

しかし、五条院の旅はまだまだ終わらない。 次回の公演は、元々はファイナル公演として予定されていた5月7日(日)めぐろパーシモンホール大ホールでの開催だが、こちらはチケットが早々にソールドアウトしており、多数の開催リクエストを受けて急遽 7月29日(土)茨城 結城市民文化センター アクロス、9月26日(火)北海道 カナモトホール(札幌市民ホール)、9月29日(金)東京 ティアラこうとうでの公演が決定している。

チケット発売は5月10日(水)からとなっているが、この現状から争奪戦が予想されるので早めのチェックをお勧めしたい。(Photo by ViVi koharu)

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