リタイアのデ・フリース、サージェントの謝罪を受け「あれはレーシングインシデント」:アルファタウリ/F1第3戦

 2023年F1オーストラリアGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリのニック・デ・フリースはリタイア(15位完走扱い)に終わった。

 最初の赤旗リスタートで、デ・フリースはエステバン・オコン(アルピーヌ)と接触し、12番手から17番手に後退。レース終盤の45周目にはタイヤ交換を行い、最後尾を走ることになった。2回目の赤旗リスタートで、ターン1でローガン・サージェント(ウイリアムズ)に後ろからヒットされてコースオフ、デ・フリースはその場でレースを終えた。レース後のインタビューで、サージェントはデ・フリースに対する謝罪の言葉を口にした。それに対し、デ・フリースは「誰でもミスが出る状況であり、あれはレーシングインシデントだ」とコメントした。

2023年F1第3戦オーストラリアGP 接触してコースオフしたニック・デ・フリース(アルファタウリ)とローガン・サージェント(ウイリアムズ)

■デ・フリース(スクーデリア・アルファタウリ)
決勝=リタイア/15位完走扱い(56周/58周)
15番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム→ソフト→ソフト

 悲しいことに、ローガンとのレーシングインシデントによって、レースを終えることになった。

 今日のレースではとても苦労していたが、それでもハードコンパウンドでの序盤はうまくやれていた。でも赤旗が出たことで、ミディアムタイヤでスタートしたドライバーたちはフリーストップを得てハードに交換することができた。

 レース中にフロントウイングにダメージを負い、アンダーステアに見舞われ、タイヤのグレイニングに悩まされた。

 中団は相変わらずとてもタイトだ。ポジションを上げるために、これからも努力し続けるよ。

2023年F1第3戦オーストラリアGP ニック・デ・フリース(アルファタウリ)

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