4月2日、2023年MotoGP第2戦アルゼンチンGP MotoGPクラスの決勝がアルゼンチンのアウトドローモ・テルマス・デ・リオオンドで行われ、ドゥカティ・レノボ・チームのフランセスコ・バニャイアは16位でチェッカーを受けた。チームメイトのエネア・バスティアニーニは、前戦のスプリントレースでクラッシュを喫した際に右肩を骨折したため、欠場となっている。
最終日は雨と濡れたアスファルトというトリッキーなコンディションにも関わらず、バニャイアは3位をキープして好スタートを切った。先行するアレックス・マルケス（グレシーニ・レーシングMotoGP）との差を縮めたバニャイアは、オーバーテイクに成功したが、残り8周でクラッシュに見舞われた。バニャイアはすぐにレースに復帰したが、16位でのフィニッシュとなった。
バニャイアは先週行われた開幕戦で、スプリントレースと決勝レースともに優勝するも、アルゼンチンGPではスプリントレース6位、決勝レースでは16位という結果になった。
レースを終えてバニャイアは総合ランキングで2位となり、マルコ・ベゼッチ（ムーニーVR46レーシング・チーム）がトップに立っている。コンストラクターズランキングでは、ドゥカティが首位をキープしている。
■フランセスコ・バニャイア（決勝：16位）
「複雑な週末だったが、レースではなんとか競争力を発揮して表彰台を争うことができた。マルコ（・ベゼッチ）は今日も本当に速かった。2位で週末を終えることができれば幸せだったのだが、残念ながら転倒してしまった」
「週末を通して素晴らしい仕事をしてくれたチームには申し訳ない。今はもうオースティンに集中して、名誉挽回を目指すよ」
